株式会社 商船三井(9104)の課題
2026年3月期の有価証券報告書(2026-06-23提出・書類管理番号 S100YI2T)より

1. 船舶事故と油濁対策
衝突・座礁・火災などの事故と油濁が最も重大なリスクであり、教育や安全設備、保険で対応している。
原文:「衝突・座礁・火災といった事故による船体・積み荷・乗組員への損害や損傷、貨物油や燃料油流出による環境汚染(油濁)は最も重大なリスクの一つです。」
2. グループガバナンス体制整備
経営戦略上特に重要なグループ会社の統治が不十分だと業績に影響するため、チーフ・オフィサー制を導入した。
原文:「子会社の統治が十分に機能せず、発生したインシデントの対応の遅れなどが生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
3. 稼ぐ力の磨き上げ
Phase 2では個々の事業の強み伸ばしとグループ全体の収益力強化をめざし、投資効果の確実な発揮と事業間シナジーに注力する。
原文:「稼ぐ力を磨き上げる個々の事業の強みを伸ばし、グループ全体の収益力を強化していく。特に、投資効果の確実な発揮、事業・地域間シナジーの創出、市況エクスポージャーを持つ事業での規律あるリスクテイクに取り組む。」
4. コンプライアンスリスク対応
ハラスメント、贈賄、独禁法違反などは巨額の損害賠償につながるリスクがあり、研修と相談窓口で対応している。
原文:「コンプライアンス関連のリスクは、時に巨額の損害賠償請求につながる恐れがあり、当社グループの持続的な事業活動に大きく影響が及ぶことが想定されます。」
5. デジタル・代替燃料技術対応
20~30年保有する船舶資産の陳腐化リスクに対応するため、新技術の評価・検証と研究機関との連携に取り組んでいる。
原文:「デジタル技術や代替燃料に関する技術が急速な発展を遂げている中、当社グループが保有する資産の陳腐化、或いは競争力の低下等が生じる可能性があります。」